
新生活が始まる春。期待に胸を膨らませて転職したはずが、
「なんか違ったかも…」
「もう辞めたい…」
そんな思いを抱えていませんか?
特にワーママにとって、転職は「生活全体」に関わる大きな決断。だからこそ、たった1ヶ月でも後悔や違和感があると、不安とストレスは何倍にも感じてしまいますよね。
この記事では、
- ワーママが転職で後悔しやすい理由
- 「辞めたい」気持ちの正体と向き合う方法
- 辞める?続ける?迷ったときの判断基準
- 失業給付金などの制度活用
- 副業・フリーランスという新たな選択肢
などをわかりやすく紹介していきます。
ワーママ転職しでよくある「後悔」

子育てと仕事の両立を叶えたくて、思い切って転職。
でも実際に働き始めてみると「こんなはずじゃなかった…」という場面に直面することも少なくありません。
ここでは、ワーママが転職後に後悔しやすい代表的なケースを5つご紹介します。
1. 仕事と育児のバランスが以前より悪化
「前職より自由になると思ったのに、むしろ忙しくなった…」という声は多くあります。
リモート可・フレックスなど魅力的な条件にひかれて転職しても、実態は“名ばかり柔軟”な働き方だったというパターンも。家族との時間を減らしてまで働く意味に迷いが出てきます。
2. 中途採用ならではの“馴染めなさ”
中途で入ったばかりなのに「即戦力」として期待され、質問もしづらい環境にプレッシャーを感じていませんか?
雑談やオフィスの空気感がわからないまま業務が進むと、「自分だけ浮いている」ような孤独感が強まります。
3. リモートワークによる“孤独”と“疎外感”
自由なはずのリモートワーク。人間関係のストレスが少ないことがメリットでもある一方で、「誰とも話さない日がある」「雑談がないから疲れる」と感じる方も多いようです。
オフィスで自然に得られる人間関係やちょっとした会話がないことで、心の居場所を見失ってしまうこともあります。「雑談ゼロ」「質問もチャットで冷たく感じる」「誰からも声をかけられない」など、孤独感が深刻になることも。
私も家族と保育園の送迎の時にママ友や先生方に挨拶をする程度ですが、職場やコミュニティー以外にも第三のコミュニティ(WEBのスクール仲間)がいるおかげで、その孤独感は回避できています。
4. 入社前のイメージとのギャップ
これは、一番多い理由かもしれません。
求人票では「柔軟な働き方可能」と書いていたのに、実際は「定時以降もチャットに即レス必須」など。「面接ではすごく優しい印象だったのに、実際は殺伐とした空気…」など、事前の印象と実際の現場がかけ離れていることも。
“理想と現実のズレ”は、毎日積み重なるストレスのもとになります。
まさに私はこれ!聞いてた業務と違うことや、残業なしの契約で了承されていたのに、周りの理解が足りないなど、まあ思うところはたくさんありました笑。
ただ、100%理想通りの会社などは存在しないと思うので、どこかで割り切ることも大切です。
5. 社内制度や福利厚生が使いにくい
「時短勤務は制度としてあるけど、使っている人が誰もいない」「産休復帰のママがいない」など、制度はあっても実際には活用しづらい会社も少なくありません。
使った途端に“評価が下がる”ような空気があると、安心して働けませんよね。制度としては存在していても、「実際に使ってる人がいるのか」は事前の面接でも確認しておけるとよいでしょう。
「辞めたい」は甘えじゃない|1ヶ月で見えてくるリアル
「たった1ヶ月で何がわかる?」「石の上にも3年…我慢すべき?」と自分を責めてしまう方も多いですが、今感じている違和感は的外れではないかも。
「辞めたい」気持ちは決して弱さではなく、新しい環境へのセンサーが働いている証拠です。
ましてや、ワーママ転職では新卒採用とは違います。ある程度社会で揉まれ、理不尽さは経験してきた上での転職なので、「おかしいな」と思う感覚は大切にしておいたほうが良いと思います。
慣れないから辛いのか、制度や風土が明らかにおかしいかは、もう自分で判断できるくらいの人生経験は積んでいるはず。
あまりにもブラック気質の企業の場合、いつでも脱出できる用意はしておいたほうが安全だと思います。
それでも続ける?それとも辞める?迷ったときの判断基準

転職後の違和感は誰にでも起こりうること。でも、それが「一時的な不安」なのか「本当に合っていない仕事」なのかを見極めることが大切です。ここでは、判断の軸になる4つの視点と、辞めた後に使える制度(失業給付金)について解説します。
今の職場に改善の余地はあるか?
まず考えたいのは、「本当に辞めるしかないのか?」という視点です。
たとえば、上司との人間関係がうまくいかない場合、それは配属替えや部署の異動で解消される可能性があります。小規模な零細企業の場合はそもそも人が少なく、ふさわしい人が配置されていないので難しい場合があります。
また、「フルリモートなのに孤独でしんどい」という場合、出社日を設けてもらえないか相談してみるのもひとつの手です。
改善できるポイントがあるなら、まずは動いてみるのが◎。変化が難しいと感じた場合は、次の判断ポイントへ。
自分の価値観や生活とのギャップが大きくないか?
「思っていた働き方と違った」「家庭との両立が難しい」など、価値観とのズレは後悔に直結しやすい部分です。
特にワーママは、保育園の送迎や病児対応など、時間の自由度が非常に重要。
もし勤務時間が長くて家族に負担をかけているなら、そのギャップは無視できません。
家庭と仕事、どちらにも無理が出ているなら、続けるリスクの方が大きい可能性も。
メンタルや体調に影響が出ていないか?
仕事のストレスが原因で体調を崩したり、寝つきが悪くなったりしていませんか?
無理をして続けることで、心身に不調をきたすこともあります。私は、ストレスを感じ、頭痛で眠れなかった日がありました。入社して1ヶ月も経たない頃です笑。教員時代には、いくら嫌なことがあってもこんなことはなかったので、心底向いていない仕事に就いたのだと思いました笑
「やめる勇気」も、自分を守る選択肢のひとつです。
辞めた後の計画が立てられているか
辞める決断をする前に、「次にどう動くか」をイメージしておくことが大切です。
• 次の転職先は見つかりそうか?
• 一時的に収入がなくても大丈夫か?
• どのくらい休んでから再始動するか?
こうした計画を立てておけば、リスクや不安を最小限に抑えることができます。
私は再就職先を探すというより、時間や場所の制限から解放されたかったので在宅ワークで副業の収入を伸ばす方に注力しました。こっちが伸びてくれば、いつでも辞められると思ったからです。
「失業給付金」という制度を知っておこう

雇用保険に一定期間加入していれば「失業給付金」がもらえます。
「やめた後の生活費が心配・・・」という人はこの制度を活用してどうにかならないか検討しましょう!
ざっくり説明するとこんな感じです↓
- 1年以上加入 → 自己都合退職でも90日間支給(※私の場合、前職が公務員だったため、1年は会社員をしなければいけませんでした)
- 5年以上加入→ 自己都合退職でも120日間支給
- 平均賃金の50〜80%が支給される
- ハローワークで月2回程度の求職活動が必要
支給される金額は、前職の給与や雇用形態が関係するので、自分の場合はどのくらいなのか調べてみましょう!今はAIに聞くだけでも正確に計算してくれますよ!
やめても心配なし!?副業やフリーランスという道も
また会社員になるのが不安な方こそ、“副業”から自分の理想の働き方を探すのがおすすめです。
副業例(未経験・在宅OK)
副業ジャンル | 特徴 |
---|---|
ライター | 未経験OK。子育て経験を活かせるテーマも多数 |
Canva制作 | デザイン知識ゼロでもOK。Instagram投稿作成など |
データ入力 | 単発・在宅でできる案件も多い |
ブログ運営 | 長期的には収益化可能。自分の体験が誰かの役に立つ |
私は、未経験から色々とチャレンジして、SNSの運用で会社員の給与以上に稼げるようになりました!
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、興味のある方は、ぜひ読んでみてください!私のリアル体験と経験なので、何かの参考になれば嬉しいです!
「今の選択が未来を変える」からこそ、“自分軸”で決めよう
大切なのは、誰かの基準ではなく“あなたの人生にとって最良の選択”をすること。
- 無理に我慢して続けるより
- 失業給付金など制度を使って休むもよし
- スキルを身につけてリスタートするもよし
- 副業から自分の世界を広げるもよし
最後に:次の一歩が不安なら、まずは情報収集から
焦って転職活動を始める前に、
- 制度を知る
- スキルを身につける
- 自分の時間を確保する
そんな“小さな準備”から始めましょう。
あなたの選択が、これからの毎日をもっと楽にしてくれるはずです。
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