
- リモートワークができる仕事に就きたい
- リモートワークが向いているか不安
- リモートワークって実際どんな感じなのか知りたい
リモートワークは理想?それとも現実は厳しい?

「リモートワークは自由で理想的な働き方」そんなイメージを持っていませんか? 確かに通勤がなく、私のように、子育て中で、保育園への送迎や子供の急な体調不良の対応などがある人は、家で働けるなんて魅力的すぎる!!と思う方も多いはず。
しかし実際に始めてみると「やめとけばよかった…」と後悔する人も少なくありません。
この記事では、未経験からフルリモート転職を目指したいワーママに向けて、「リモートワークの落とし穴」を徹底解説します♪
リモートワークをやめとけと言われる5つの理由

リモートワークは近年注目を集めている働き方で、特に子育て中のワーママや地方在住者にとっては理想的な選択肢にも見えます。しかし、「リモートワークはやめとけ」と警鐘を鳴らす声も後を絶ちません。
その背景には、リモートワーク特有の“落とし穴”が存在します。まず挙げられるのが自己管理の難しさ。自宅では気が緩みやすく、仕事とプライベートの境目が曖昧になり、生産性が落ちてしまうケースが多いのです。
次に問題となるのがコミュニケーション不足。対面でのやりとりがなくなることで、意思疎通にズレが生じたり、チームの一体感が失われたりと、働きづらさを感じる人も増えています。
さらに、リモートワークでは成果が見えづらく、正当な評価を受けにくいことも。キャリアアップの機会が減ったり、社内での存在感が薄れてしまう可能性もあるのです。
また、スキルの成長機会が限定的になるという懸念もあります。オフィスであれば気軽に先輩に質問できる場面でも、オンラインでは遠慮して聞けず、学びのチャンスを逃してしまうことも。
最後に、意外と大きいのが働く環境の整備コスト。通信設備や椅子・デスクなどを自分で準備しなければならず、身体的にも金銭的にも負担になることがあります。
こうした理由から、「リモートワークはやめとけ」と言われるのです。もちろん、すべての人に当てはまるわけではありませんが、リモートワークを選ぶ前にリスクも理解してほしいので、詳しく解説していきます。
1. コミュニケーション不足で孤独感が増す
リモートワークでは、オフィスのように同僚と顔を合わせることがありません。SlackやZoomなどでのやり取りはできても、何気ない雑談やランチの時間など、職場の“つながり”を感じる瞬間が圧倒的に減ります。
特に新しく入社したばかりの人や、育児中で外との接点が少ないワーママにとっては、孤独感を強く感じることが多いです。「一人で子どもと向き合い、仕事も一人で…誰とも話さず1日が終わった」という声も少なくありません。
2. 自己管理が難しく、生産性が落ちる
リモート環境では誰も見ていない分、自分でタスク管理をしないと簡単にだらけてしまうことがあります。家事や育児の合間に働こうとする場合、集中力が途切れやすく、納期に追われて夜更かしするケースも。
特に在宅勤務に慣れていない人や、未経験職種にチャレンジする人は「何をすればいいのか分からない」「優先順位がつけられない」といった悩みを抱えがちです。
3. キャリアの成長が感じづらい
会社に出社していれば、ちょっとした会話から上司や先輩のアドバイスが得られたり、社内研修に参加しやすかったりします。しかしフルリモートでは、自分から動かないと学ぶ機会が得にくく、評価も受けにくいのが実情です。
「仕事がルーティン化してスキルアップの実感がない」「評価制度が曖昧で昇給が見込めない」といった理由で、リモートワークをやめた人もいます。
4. 労働時間が曖昧になりがち
自宅で働いていると、「あと少しやっておこう」「夜にまとめて作業しよう」といった曖昧な時間の使い方になりがちです。結果として、ダラダラ働き続けて疲弊してしまうケースも。
また、子どもが寝たあとに仕事をしていると「夜型生活」になってしまい、生活リズムが崩れて体調を崩すこともあります。オンオフの切り替えがうまくできないと、リモートワークは長続きしません。
ただ、これは会社の方針や管理方法によっても違うので、面接で勤務管理についてきちんと確認しておくことをお勧めします。
5. 社内評価や人間関係の構築が難しい
顔を合わせない分、成果や努力が目に見えづらくなります。周囲に「何をしているか伝わりづらい」ことで、評価が正当にされないと感じる人も少なくありません。
また、雑談やオフィスでの交流がないため、上司や同僚との関係性が築きづらく、相談しづらい雰囲気になってしまうことも。これは特に、転職して間もない人にとっては大きな壁になります。
それでもリモートワークがしたい!向いている人の特徴

- 自分でスケジュール管理ができる
- 孤独や一人作業が苦にならない
- 文字ベースでのやり取りが得意
- 通勤が体力的・精神的に厳しい
- 成果ベースで評価されたい
特にワーママの場合、柔軟な働き方を求める場面が多くあります。
子どもの急な体調不良や学校行事など、物理的に出社が難しい状況も日常茶飯事。そんなときこそ、リモートワークの選択肢があることでキャリアを諦めずに済みます。
フルリモート転職に向けて身につけたいスキル

フルリモートで働くには、在宅という自由な環境でも成果を出せる“自己完結型”のスキルが求められます。まず大切なのはタイムマネジメント力。時間の使い方を自分で管理し、オンとオフを切り替える力は、信頼される働き手の基本です。
次に重要なのがコミュニケーション能力。対面のやり取りが少ない分、チャットやZoomなどでの「簡潔で的確な伝え方」が不可欠です。
さらに、ITリテラシーも欠かせません。SlackやNotion、Zoom、Google Workspaceなど、基本的なオンラインツールを使いこなせることは必須。特に未経験職種へのチャレンジを考えている人には、ExcelやWordの基本操作、Googleドキュメントの共同編集、簡単な資料作成(Canvaなど)も強みになります。
加えて、タスク管理スキルや自己モチベーションの維持も評価されるポイント。自分の業務を計画的に進め、必要に応じて報連相できる力があれば、どこにいても信頼される人材になれます。これらのスキルを意識的に磨くことで、フルリモート転職の成功率はグッと上がります。
私が入社してから会社でよく使うのは下記のツールです。おそらくリモートOKの会社はどこも使っていると思います。
1. ITツールの基本操作(Slack・Zoom・Google Workspace)
社内のコミュニケーションや業務管理で使われるこれらのツールは、リモートワークでは必須スキルです。未経験からの転職でも、事前に触っておくだけでスムーズに仕事に入れます。YouTubeや無料チュートリアルで学習可能です。
2. タイピング・PCスキル
文章でのやり取りが多くなるため、ブラインドタッチやショートカットキーの活用は時短に直結します。また、Word・Excel・PowerPointといったOfficeソフトの操作も重要です。特にExcel関数やGoogleスプレッドシートを使えると、在宅事務やデータ入力系の仕事に有利になります。
3. 自己管理力と時間管理術
タスクを可視化するツール(NotionやTrello)、時間を記録するタイムトラッカー(Togglなど)を活用することで、効率的な働き方が身につきます。特に育児中は「いかに集中できる時間をつくるか」がポイントです。
4. Webスキルや専門性(ライティング・SNS運用・事務系スキル)
在宅で採用されやすい職種には、次のようなスキルが必要です:
- Webライティング/SEOライティング:ブログやオウンドメディアの執筆案件が豊富。
- SNS運用:InstagramやXを活用した企業アカウントの運用代行。
- Webマーケティング:広告出稿やデータ分析、レポート作成など。
- オンライン事務:請求処理、スケジュール管理、メール対応。
- カスタマーサポート:チャットやメールを使った顧客対応。
地方在住・未経験でもリモート転職は可能?

結論から言うと「可能」です。地方に住んでいても、東京本社の企業が全国採用・フルリモートで人材を募集しているケースは増えています。
特にコロナ以降、働き方改革が進み、リモート勤務が前提の企業も多数登場。IT業界やスタートアップだけでなく、オンラインスクール運営やWeb系制作会社など、多様な業界でリモート求人が増加しています。
また、未経験からのスタートも不可能ではありません。クラウドソーシングや副業から始めて実績を積み、ポートフォリオを用意して転職活動に臨むのが現実的なルートです。
リモート転職を成功させるコツ3選
1. 在宅OKの求人に強い転職エージェントを活用
- リアルミーキャリア
:ワーママ向け。時短・在宅案件が豊富。
- LIBZ(リブズ):ハイキャリア女性向け。柔軟な働き方を重視。
- doda:求人数が多く、リモート特集ページもあり。
エージェントに登録しておくことで、非公開求人に出会えたり、企業とのマッチングをサポートしてもらえるので、初めての転職でも安心です。
2. ポートフォリオや実績を作っておく
ライターであればブログやnote、SNS運用なら自分のInstagramアカウントなど、“目に見える実績”があると、企業にアピールしやすくなります。副業や個人プロジェクトでも十分に評価される材料になります。
3. 自己分析+スキル習得を同時進行する
「自分はどんな働き方をしたいのか」「どんな価値を提供できるのか」を言語化することが、転職成功のカギです。
自己分析を行いながら、必要なスキルをオンライン講座や独学で学びましょう。スキマ時間で学べるアプリや講座も充実しているため、忙しいワーママにもおすすめです。
まとめ:リモートワークで後悔しないために
リモートワークは自由で理想的な一方、孤独・自己管理・評価の難しさといった現実的な課題もあります。また、リモートとはいえ、会社の方針によっては柔軟な働き方(中抜けやフレックス)ができない場合もあります。ここはしっかり面接で確認しておきましょう。
しかし、しっかりと準備をしておけば、地方在住・未経験・ワーママでも十分に活躍できます。ポイントは「向いている働き方かどうかを見極めること」と「必要なスキルを事前に身につけておくこと」。
「やめとけ」という声に左右されるのではなく、「どうすればうまくいくか」を考え、具体的に行動することが、後悔しないリモート転職を実現する近道です。
ぜひ、あなたの理想の働き方に向けて、一歩踏み出してみてください。
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