

教師の仕事はすぎだけど、このまま続けていいのかな…

業務が多すぎてサービス残業が当たり前。こんな働き方、この先も続けるなんて無理〜!
そんな悩みを抱える小学校の先生へ。
長時間労働・保護者対応・持ち帰り残業…
やりがいはあっても、心も体もすり減っていく日々。
この記事では、実際に小学校教員から転職した私の体験をもとに、
転職の流れやおすすめの転職先、
メリット・デメリット、成功のポイントを詳しく解説します。
教員の転職活動の流れを把握する

転職活動には、様々な事前準備が必要です。
その準備に入る前に、まずは、在職中に転職活動をするのか、
退職後にじっくり進めるのか、パターン別に検討しましょう。
どちらも、メリットとデメリットがあるので、
転職を考えている先生方は、ぜひ参考にしてください。
在職中に活動するメリット
教員の仕事を続けながら、転職活動をスタートします。
私もこちらのパターンで進めて転職に成功しました。
転職活動中に毎月安定した給与が入るので、
生活が急に苦しくなることはまず無いです。
これがあるだけで心の余裕にもなるので、
目先の収入に囚われることなく、焦らず転職活動を進めることができます。
もしも、良い転職先が見つからなかったり、
採用選考に落ちても、在職中なのであれば大丈夫。
今の仕事を続けていけば良いので、
職を失うリスクはなく、安心して転職活動ができます。
(まあ、教員をやめたくて転職活動をしているはずなので納得できるかどうかは別の話ですが。。笑)
在職中に活動するデメリット
もう、コレにつきます。
現職中なので、当然学校での仕事をしながら、
帰宅後の時間で転職活動を並行して進めていきます。
教員として働いていると、平日がどれだけ忙しいかは私もわかります。
中学の先生の場合は、土日も部活で出勤んしている人も多いはず。
そんな中で転職活動をこなしていかなければならないので、
時間的にはハードモードになります。
転職活動には企業を探して応募して面接を受けるという一連の流れの中に、
「自己分析」「職務経歴書」「企業分析」と、
やらなければいけないことがたくさんあるのです。
学校の先生は、就職活動をしたことがない方が大半だと思いますので、
ここのイメージがつきづらいこともハンデになります。
思っているよりも時間が必要になりますし、
片手間で済まして自分の人生を棒に振るようなことはしてほしくないので、
きちんと時間を確保して取り組んでください!

対策としては、転職エージェントの活用です!効率よく進めるために、上手に活用しましょう!
良い転職エージェントに出会えたことを前提とすると、
ここの流れはエージェントさんと一緒に効率よく進めることができます。
まだ登録をしてない方は、まず登録しておくことからスタートしてください♪
退職後に進めるメリット
退職後に転職を始める場合は、下記のようなメリットがあります!
教員の激務な生活から離れるので、
ゆっくりと自分と向き合う時間が取れます。
自己分析や企業分析にも余裕を持って取り組めるので、
自分が納得できる企業や働き方を選択することができます。
選考のための面接にも時間が取れます。
在職中は年休を使ってクラスや授業を他の先生にお願いしないといけないのですが、
意外とこれががストレスになる場合も💦
退職後なら、その心配は必要ありません!
退職後に進めるデメリット
退職後は、今までの貯金や、退職金を切り崩して生活すると思います。
減っていく貯金に焦ったり、いつまでも就職先が決まらずに不安で焦ってしまう人も多いです。
そうなると、条件を妥協して就職先を決めてしまうなど、
「本当はこんなはずじゃなかったのに」みたいなことになりかねません。

先に退職をする場合は、資金などの計画をしておくことで対策が可能です!
教員転職成功の4ステップ

ここからは、転職活動を成功させるためのポイントを4つ解説します。
- 自己分析
- 情報収集(企業分析など)
- 転職計画・目標の設計
- エージェントの活用
1.自己分析
教員の転職における自己分析では、
「なぜ転職したいのか」「教員経験で得た強みは何か」「どんな働き方を望むのか」を
整理することが重要です。
これにより、自分に合った職種や職場を明確にでき、
応募書類や面接でも自信を持ってアピールできます。特に教員の仕事は多岐に渡るので、
「マルチタスクをこなすスキル」や「保護者対応で身につけた対人スキル」など、
教員特有のスキルを洗い出すことで、異業種への転職でも強みとして活かせます。
2.情報収集(企業分析など)
教員からの転職では、教育業界以外の情報も幅広く集めることが重要です。
信頼できる転職サイトやエージェントを活用し、
労働条件や仕事内容、求められるスキルを具体的に把握しましょう。
口コミや実際の体験談も参考になりますが、
情報の信憑性や主観性には注意し、自分の希望条件と照らし合わせながら判断することが大切です。
また、どんな業界が向いているのか、やってみたい業種、
そこに必要なスキルなどの情報も集めておくとスムーズに進めめられます。
3.転職計画・目標の設計
教員の転職では、明確なスケジュールと目標設定が欠かせません。
特に、学校は1年間の計画で動いているので、退職時期を明確に決める必要があります。
応募先の選定、スキル習得の期間などを逆算し、無理のない計画を立てましょう。
また、家族との相談や生活費の見直しも含めた現実的な設計が重要です。
働きながら活動する場合は特に時間配分に注意し、
週単位での進捗管理を意識するとスムーズに進めやすくなります。
4.転職エージェントの活用
教員の転職では、転職エージェントの活用が大きな助けになります。
自己分析や書類作成のサポート、希望に合った求人の紹介など、
個別に対応してもらえる点が魅力です。
ただし、エージェントによって得意分野が異なるため、複数登録して比較検討することが大切です。
教員経験を理解してくれる担当者を選ぶことで、
転職活動がよりスムーズに進みます。信頼関係を築きながら活用しましょう。
教員からの転職オススメ職種13選

教員として培った「コミュニケーション力」や「マネジメント力」「資料作成力」は、
実は民間企業でも高く評価されるスキルです。
教育現場から一歩踏み出し、自分らしい働き方を見つけたいと考える方に向けて、
教員経験が活かせる転職先の業種を厳選してご紹介します。
教育関連の業種
教育関連からのスライド転職なら、仕事のイメージもつきやすいですよね。
今までの経験も活かせるので、内定を取れる確率も上がります。

WEB業界
インターネットが発達したこの時代、WEB業界は需要も多く求人数も多い人気の業種です。
また、WEB業界と一言で括っていますが、
仕事内容は多岐に渡るので、「パソコン苦手だな・・・」と思っている人も、自分に向いているものが見つかる可能性も高いです。
リモートワークができる仕事も多いので、
子供が小さくて働き方に悩んでいるママは検討してみると良いと思います!
私も未経験からWEB業界への転職を成功させたので、
良い求人を見つけたら転職成功の可能性は高いです。

人材業界
人との関わりが好きで、教員になった方も多いはず。
関わる年齢層が子どもから大人へ変わりますが、
「その人の力になりたい」「人生を良くするために関わりたい」「その人の良いところを引き出したい」
そんな気持ちがある人なら、転職エージェントなどのキャリアアドバイザーや、
企業の人事部などに向いているかも!
IT/営業職
営業職も人と関わることが得意な教員からの転職先として人気です。
営業というと、「雨の日も風の日も外回りで、何件も回っては断られ。。。」
みたいなイメージを持つ方も多いようですが、今は営業もIT化が進み、
メールや電話などで行う営業職も増えています。
保護者対応で培ってきた、とてつもなく丁寧な電話対応はアピールできるポイントになります。
(オーバーに書きましたが、本当です笑)
私もWEB業界への転職をしたのですが、
社内で人が足りなくなりインサイドセールスを手伝ったら初日で5件のアポイントが取れて、
その実績を社長に認められ今ではそちらの比重が多くなりました・・・笑

まとめ
小学校教員からの転職は勇気がいる決断。
でも、自分の働き方や人生を見つめ直す絶好のタイミングでもあります。
まずは情報を集めて、小さな一歩から始めてみましょう。
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